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あなたのデータに関する権利
開示請求と利用停止・消去の請求 — 違いは何か
混同しやすい二つの個人情報保護法上の権利を、平易な言葉で解説します。一方は事業者が保有するあなたの個人情報を「見る」よう求める権利、もう一方は一定のデータを「削除する」よう求める権利です。どちらが必要かの選び方もご案内します。
要点
開示請求とは、事業者が保有するあなたの個人情報の写しを求める、個人情報保護法上のあなたの権利で、「見る」ことを求めます。利用停止・消去の請求とは、一定のデータの利用停止や消去を求める、別の権利です。一方は明らかにし、もう一方は取り除きます。
二つの異なる権利、しばしば混同される
開示請求と利用停止・消去の請求は、どちらも個人情報保護法がすべての個人に与える権利ですが、まったく異なる働きをします。そして、実際には別の権利が必要なのに一方に手を伸ばしてしまいがちです。
開示請求は、個人情報保護法に基づく、開示を求める権利です。事業者があなたに関する個人情報を保有しているかを確認し、保有していればその写しと、その情報がどのように・なぜ利用されているかについての情報を求めることができます。これは「見る」こと、つまり何が保有されているかを把握することについてのものです。
利用停止・消去の請求は、個人情報保護法に基づく権利で、「忘れられる権利」と呼ばれることもあります。事業者が保有するあなたに関する個人情報の利用停止や消去を求める権利です。これはすべての場合ではなく、一定の場合に及びます。これは「取り除く」こと、つまりデータを除いてもらうよう求めることについてのものです。これは一般的な情報であり、法的助言ではありません。
一つずつ:見る対削除する
二つを取り違えないもっとも簡単な方法は、それぞれが事業者に何を求めるかを覚えておくことです。
- 開示請求はあなたのデータを「見る」よう求め、利用停止・消去の請求はそれを「削除する」よう求めます。
- 開示請求は開示を求める権利、利用停止・消去の請求は別の権利です。
- 開示請求は通常、保有されるあなたの個人情報全般に及び、利用停止・消去の請求は一定の場合にのみ及びます。
- 開示請求は写しと、データがどう利用されるかの説明を与え、利用停止・消去の請求は、それが及ぶ場合、データが取り除かれる結果になります。
- 開示請求では事業者は通常、合理的な期間内に対応し、多くの場合手数料は過大になりません。利用停止・消去の請求も通常、合理的な期間内に対応されます。
- 開示請求はしばしば最初の一歩です。何が保有されているかを見て、それからその一部の消去を求めるかどうかを決めます。
どちらを使うか
事業者があなたについて何を保有しているか理解したいときは、開示請求に手を伸ばしましょう。たとえば、何かを変える必要があるかを決める前です。あなたのデータの写しと、それがどう利用されているかの説明を与えてくれるため、何が世に出ているかまだ確かでないときは、通常、開示請求が正しい出発点です。
削除してほしいデータがすでに分かっていて、事業者にそれを消すよう求めたいときは、利用停止・消去の請求に手を伸ばしましょう。消去はすべての状況に及ぶわけではなく、正当な理由がある場合、事業者がデータを保持できることもあります。そのため、何の削除をなぜ求めるのかを具体的にすると役立ちます。
実際には、二つはしばしば一緒に働きます。開示請求が全体像を見せ、利用停止・消去の請求がその一部に作用します。すべての段階で主導権はあなたにあります。どちらの権利を使うか、そもそも一方でも使うかどうかの選択は、つねにあなたのものです。いずれの請求の扱いにも納得できない場合は、個人情報保護委員会(PPC)に相談する権利があります。
よくあるご質問
開示請求は「忘れられる権利」と同じですか。
いいえ。開示請求は、個人情報保護法に基づく開示を求める権利で、事業者が保有するあなたの個人情報の写しを求めるものです。忘れられる権利は、利用停止・消去の請求の別名で、一定の個人情報の利用停止や消去を事業者に求めるものです。一方は何が保有されているかを明らかにし、もう一方はそれを取り除くよう求めます。
データを見ると同時に削除を求めることはできますか。
両方の権利を使うことができ、多くの人が順番に行います。まず開示請求で事業者が何を保有しているかを見て、それから取り除きたい特定のデータについて利用停止・消去の請求を行います。これらは別々の権利に基づく別々の請求なので、通常、どの権利を行使しているかを平易に述べるのがもっとも明快です。
求めれば事業者は必ずデータを削除しなければなりませんか。
つねにそうとは限りません。利用停止・消去の請求は一定の場合に及び、正当な理由がある場合、事業者がデータを保持できることもあります。一方、開示請求は通常、あなたのデータの写しへのアクセスを与えます。消去するかの判断はデータを保有する側に委ねられているため、結果を保証することはできません。これは一般的な情報であり、法的助言ではありません。
関連する用語
これは一般的な情報であり、法的助言ではありません。ご自身の状況についての助言は、資格のある専門家に相談することをご検討ください。
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